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秋インターハイへ秋フェス　高校生たち　心つなぐ　動画配信やイベント等多数
（道・道教委 2022-11-08付）

秋フェスインターハイ②

　５年度全国高校総合体育大会北海道実行委員会主催によるライブ配信型イベント「２０２３北海道インターハイ　オータムフェスティバル（秋フェス）」が６日に開催された。道内各地の魅力を紹介する動画の配信や札幌市狸小路でのイベント＝写真上＝など、生徒主体による多様なプログラムを展開。来年度開催されるインターハイの成功に向けて心を一つにした。

　インターハイ開催地の高校生が主体となり、大会成功に向けた企画や準備、運営に創意工夫をもって取り組む高校生活動の一環。インターハイ開催のＰＲとともに高校生が積極的に大会の成功に向けて取り組む姿を広く道民にアピールすることで、大会開催の機運醸成を図ることを目的としている。

　テーマは「つなげる～北海道からのおもてなし」。メイン会場となる札幌市北区民センターとイベント会場や道内各地の高校をつなぎ、様々な企画をユーチューブでライブ配信した＝写真下＝。

　イベント会場ではツイッターやインスタグラムのフォロー、ユーチューブのチャンネル登録を募集する応援型企画のほか、北海道と徳島県のイメージキャラクターと写真撮影ができるフォトスポットや、本年度インターハイ開催地の徳島県など四国四県の高校生とのインタビューを実施。動画の様子を大型モニターで上映するなどにぎわいを見せた。

　メイン会場でははじめに、５年度インターハイの競技会場や高校生活動について説明したあと、高校生活動のイメージキャラクター「ピリカ」のデザインを考案したおといねっぷ美術工芸高校の吉田美咲季さんのインタビューやイベント会場の様子を配信した。

　続いて岩見沢農業、苫小牧南、苫小牧西、函館中部、八雲、松前、旭川西、旭川南、剣淵、釧路湖陵、白糠の１１高校が特色ある学科や部活動、お薦めの観光スポットを紹介した。札幌東商業高校の軽音楽部による演奏の動画や札幌白石高校の吹奏楽部による特別プログラムのライブ演奏で会場を盛り上げた。

　最後に、第１回の岡山大会から引き継がれている行事「友情の花の種」の伝達式を挙行。四国四県の高校生たちが大会の会場を飾った花の種を北海道の高校生に手渡した。

　委員長を務める道科学大学高校の畠山真乃介さんは「この種を大切に育て、来年の北海道の会場を飾りたい」と感謝の言葉を述べ、会場の生徒たちが「インターハイまであと２５８日！」と一斉に声を上げて締めくくった。