札幌市　市民憲章実践者表彰　９団体６個人に栄誉　栄南中、新川高など５校

（札幌市 2022-11-29付）

札幌市民憲章実践者表彰

　札幌市は２４日、４年度市民憲章実践者表彰式を執り行った。社会奉仕活動や環境美化活動を通じて、市民憲章の実践を積極的に行っているとして、市内９団体６個人を表彰した。学校関係では、札幌市立栄南中学校や、市立札幌新川高校のほか近隣小・中学校３校などを選出した。

　市民憲章推進会議（松平英明議長）が、市民憲章の実践活動を積極的に行っている団体・個人を、市民憲章実践者として表彰しているもの。

　本年度は、９団体６個人を表彰。このうち生徒が主体となって活動内容を決める栄南中学校の「ぶら部」は、海岸のごみ拾いのほか、保護猫カフェでの清掃やグッズ販売会の売り上げを保護活動へ寄付するなど、ボランティア活動を積極的に行った。新川高校と新川西中学校、新川小学校、新光小学校は、小中高連携事業の一環で、地域のごみ拾いや落ち葉拾いを協働で実施し、地域の環境美化に貢献した。

　また、長年にわたり、子どもたちの交通安全指導や見守り活動に従事したとして、厚別西地区交通安全実践会、二十四軒交通安全実践会、二十四軒交通安全母の会を選出。

　個人では、児童養護施設の子どもたちへの支援を続けたとして東区の川崎智枝子さん、地域の子どもたちの健全育成を目的とした「幌西ポプラ子ども会」を設立した中央区の平池信幸さんらを表彰した。

　表彰式には、受賞者１２人が出席し、松平議長から賞状と副賞を受け取った＝写真＝。松平議長は「市民の模範として、ますます活躍するよう願っている」と述べた。　

(札幌市 2022-11-29付)