札幌市中学校長会　１２月例会　積極的な情報発信を　小中引継ぎの取組等確認

（札幌市 2022-12-22付）

札幌市中学校会１２月例会

　札幌市中学校長会（富川浩会長）は７日、ホテルライフォート札幌で１２月例会・研修会を開いた＝写真＝。各部の担当者が所管事項について報告し、小中引き継ぎに係る課題の改善に向けた取組などについて確認した。富川会長は、コロナ禍における教育活動の実施に当たり、事前情報を学校から家庭に積極的に発信する重要性を強調した。

　富川会長は開会あいさつで①学校から家庭への情報発信の重要性②４年度市民憲章実践者・団体表彰③小中引き継ぎに係る課題の改善に向けた取組④学校の危機管理の徹底⑤市中学校教頭会全日研修会⑥命の安全教育―の６点について説明した。

　情報発信の重要性については、コロナ禍における学校の教育活動に対し生徒や保護者が不安を感じていることを念頭に「例えば合唱コンクールであれば、練習期間の感染対策や制限、実施当日の配慮、または中止の判断など事前情報を学校から積極的に発信することが肝心」と強調。「それでも様々な意見が寄せられるかと思うが、情報発信を大切にしていきたい」と述べた。

　議事では、各部担当者が所管事項を報告。

　事務局は一般会計中間報告、小中引き継ぎに関する取組について説明した。指導部は生徒指導上の成果と課題、学校祭取組反省などについて報告した。

(札幌市 2022-12-22付)