札幌市立校　ゲレンデスキー実施校　９日時点で計２６２校に　指導体制工夫し安全確保を

（札幌市 2022-12-22付）

　札幌市立小・中学校、高校等における本年度のゲレンデスキー実施予定校数（９日時点）がまとまった。小学校１９７校中１９４校、中学校・中等教育学校前期課程を合わせて９８校中６５校、高校・中等教育学校後期課程を合わせて１校、特別支援学校２校で実施予定。市教委は、各学校に対して、指導体制を工夫するなど、安全なスキー学習の実施に向けての配慮を呼びかけている。

　市教委は、平成２１年度から「雪・環境・読書」をテーマとした札幌らしい特色ある学校教育を進めている。

　うち「雪国札幌を考える“雪”」では、スキー学習の充実に向け、サイズの合わなくなったスキー用具を回収し、提供するさっぽろっこスキーリサイクル事業を展開し、保護者負担の軽減を図っている。

　また、市ではスキーインストラクターを派遣する札幌市スキー学習支援事業を毎年実施。指導者を確保し、指導の充実に努めている。

　本年度のゲレンデスキーは９日時点で、小学校１９７校中１９４校、中学校９８校中６５校、高校８校中１校、特別支援学校５校中２校で実施予定。実施予定校数は概ね例年並みとなった。

　ゲレンデスキー以外では、例年どおり、各学校の判断で歩くスキーやスケート、カーリング、スノーシューなどのウインタースポーツを実施することとしている。

　市教委は、各学校に対して先に発出した事務連絡「感染予防に配慮した小学校の体育学習～スキー遊び・スキーの配慮事項」を活用し、指導体制を工夫するなど、安全なスキー学習の実施に向けての配慮を呼びかけている。

(札幌市 2022-12-22付)