札幌市教委 5年度開校の福移学園 時間講師配置を検討 教職員負担軽減へ週10時間(札幌市 2022-12-21付)
札幌市教委は、5年度に開校する市内初の義務教育学校・福移学園への時間講師配置を検討している。人数は1人で、週10時間程度授業を担当する想定。市全体への情報発信、学校運営体制の確立など、市内初の義務教育学校ならではの業務に対応する教職員の負担軽減を図る方針だ。
市教委は、本年度から全小・中学校で小中一貫した教育を推進。中学校区を基本としたパートナー校を編成し、各パートナー校間で義務教育9年間を見通した系統性・連続性のある教育活動を展開している。
義務教育学校の設置については「小学校と中学校の校区が概ね一致している」「子どもが校種を越えていつでも交流できる」「教職員が話し合いや計画づくりなどを日常的に一緒に行える」などの条件が整っている地域で検討する考えを示しており、5年度に福移学園が開校する。
同校の教職員には、小中一貫した教育の推進モデルとして取組を市全体に発信する役割があるほか、学校運営体制の確立など、市内初の義務教育学校ならではの諸業務に対応する必要がある。
それらの業務を担当する教職員の負担を軽減するため、時間講師1人の配置を検討している。
5年度予算要求では、年間350時間分の予算を計上。週10時間程度授業を担当させることを想定している。
(札幌市 2022-12-21付)
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