留萌管内小中教頭会　冬季研修会　新たな発想で学校魅力化　基調報告や研究協議し研鑚

（関係団体 2023-01-24付）

　【留萌発】留萌管内小中学校教頭会（滝本都子会長）は１３日、小平町文化交流センターで第３９回冬季研修会を開いた。基調報告や研究協議を実施。児童生徒に未来を拓き生きる力を育むための教頭の指導性の在り方を追究した。

　滝本会長があいさつ。研修会について「実践を交流できる貴重な場。多くの実践事例に触れ、自分事として整理し、新たな発想を生むことで魅力ある学校、魅力ある教頭につなげていけたら」と話した。

　祝辞では、留萌教育局の伊藤直人次長が登壇。教育の情勢に触れ、研修会の成果をこれからの学校運営に反映することを求めた。

　続いて、留萌市立港南中学校の吉田久教頭が基調報告。２年度から４年度までの研究主題「未来を拓き生きる力を育む　活力ある学校づくりの推進」について、協働性や継続性、教頭の関与性の３つの視点といったこれまでの研究の方法のほか、これまでの研究の成果や課題を説明した。

　また、５年度からの３ヵ年継続研究について、全国共通研究課題の担当が第１課題「教育課程に関する課題」になったことに触れ、カリキュラム・マネジメントや異校種間の連携、教育課程の実施と学校評価などを研究の視点に取り組むことを確認した。

　このあと「教職員の指導力を高める教頭の指導性の在り方」「教職員の連携・協働力を高める教頭の指導性の在り方」の視点ごとにグループに分かれて研究協議した。

(関係団体 2023-01-24付)