南北海道農ク実績発表大会　I・Ⅲ類　岩農高最優秀　Ⅲ類、クラブ活動は静内農高

（関係団体 2023-01-24付）

農業クラブ実績発表大会

　第４１回南北海道学校農業クラブ連盟実績発表大会が１７日から２日間、当別高校（宮本匠校長）で開かれた。クラブ連盟に所属する１２校１８５人が１年間の学習成果を発表。「生産・流通・経営」について発表する分野I類と「ヒューマンサービス」を研究するⅢ類では岩見沢農業高校、「開発・保全・創造」をテーマとするⅡ類およびクラブ活動発表では静内農業高校がそれぞれ最優秀賞に輝いた。

　大会は、日ごろのプロジェクト活動の成果を発表し、専門的な能力や態度を高めることを目的としている。

　初日はプロジェクト発表のI類・Ⅱ類、２日目はⅢ類・クラブ活動発表に係る審査を実施した。

　最優秀賞には、I類・Ⅲ類では岩見沢農業高、Ⅱ類、クラブ活動発表では静内農業高が選ばれた。

　最優秀賞および優秀賞の受賞者は、８月２３日から旭川農業高校で開催される全道大会に駒を進める。

　大会結果はつぎのとおり。

【分野I類】「生産・流通・経営」

▼最優秀賞

▽岩見沢農業高「北海道における高収益トマト栽培を目指して２～トマトの摘房処理が収量・品質・出荷時期に及ぼす影響」

▼優秀賞

▽倶知安農業高「ようてい和牛プロジェクト～ようてい型耕畜連携で挑む、安定した畜産経営への挑戦」

▽岩見沢農業高「うまい米はデジタルで作る！～稲作と農業ＤＸの融合」

▽静内農業高「デルフィニウムの切り花品質の調査・研究～赤色ＬＥＤランプがデルフィニウムに与える影響」

▽大野農業高「既成概念をぶっ壊す！～新しいサツマイモ栽培の確立」

【分野Ⅱ類】「開発・保全・創造」

▼最優秀賞

▽静内農業高「新ひだか町産和牛〝こぶ黒”を活用した特産品の創出」

▼優秀賞

▽倶知安農業高「美～酒粕を利用した美容への挑戦」

▽酪農学園大附属とわの森三愛高「ＴＯＷＡ　ノシュタンゲンの製造２０２２～付加価値の向上とブロッコリーパウダー」

▽真狩高「真狩のパンを造りたい～地域に根ざした特産品の開発」

▽岩見沢農業高「農業土木のＤＸ推進！ＩＣＴ技術で工事の効率化と脱炭素社会を実現」

【分野Ⅲ類】「ヒューマンサービス」

▼最優秀賞

▽岩見沢農業高「醸造用ブドウ栽培活性化プロジェクト～農業高校生だからできること」

▼優秀賞

▽静内農業高「活気あるホースタウンを目指して～馬を利用した教育プログラムの実践」

▽倶知安農業高「Ｏｕｔｇｏｉｎｇ～〝さけの粉”で深める地域の絆」

▽壮瞥高「不用なものを有効に～果樹の廃木で地域貢献」

▽大野農業高「持続可能な果樹生産と地域振興を目指して」

【クラブ活動発表】

▼最優秀賞

▽静内農業高「農業の未来を創る地域イノベーターを目指して～クラブ員を覚醒させる３創戦略」

▼優秀賞

▽倶知安農業高「チャレンジ倶農生～“農ク”で未来を切り拓け、倶農８１年生の襷」

▽岩見沢農業高「轟け！岩農農クのワンボイス～ニュースタンダードを追求した農クのカタチ」

▽酪農学園大附属とわの森三愛高「ＴＯＷＡ　ＳＵＮ　ＳＯＵＬ　２０２２～コロナ禍で失った農ク魂の再建

(関係団体 2023-01-24付)