玉川組に感謝状贈呈　北広島市教委　中学校環境整備で

（関係団体 2023-01-25付）

左から鈴木常務、武田氏、吉田教育長

　北広島市教委は１８日、緑陽中学校のグラウンド内の防球ネットからはみ出していた樹木の枝等を剪定した㈱玉川組（恵庭、玉川裕一社長）に対する感謝状贈呈式を行った。田孝志教育長が鈴木忠治常務に感謝状を手渡した。

　北広島市内で施工する札幌建設管理部発注「きたひろしま総合運動公園線防Ａ４０地方道工事２工区」を担当する武田昌志現場代理人が市に地域貢献活動を申し出たところ、同校の枝剪定を依頼された。

　作業は、生徒の安全に考慮し、祝日となる昨年１１月３日に実施。２人が高所作業車に乗り込み、チェーンソーや剪定ばさみでバックネット裏からライトスタンドまでの７０～８０㍍区間の防球ネットから飛び出している枝を剪定した。

　感謝状贈呈式には、武田氏と鈴木常務、文珠四郎優太営業課長の３人が出席。田教育長から鈴木常務に感謝状が手渡された。

　田教育長は「市内には築４０年超えの校舎が多く、修復の必要な個所は数多くあるが、教育予算が厳しく、対策を後回しにせざるを得ない状況」とし、今回の地域貢献活動に対して謝意を示した。

　鈴木常務は「市内で多くの工事を施工しているので、今後もできる限り協力したい」と話した。

(関係団体 2023-01-25付)