士別市　５年度予算案　部活動地域移行へ協議会　新規に学校事務職員配置

（市町村 2023-02-21付）

　【旭川発】士別市は１５日、５年度予算案を発表した。一般会計総額は前年度当初比３・６％減の１５９億９６８９万円。教育費は２０・５％増の１５億４３２５万円で、構成比は９・７％となっている。

　新規では、部活動地域移行に４４万円を充当。部活動の地域移行に向けた協議会を設立し、課題の整理や方向性などの協議を進める。

　教育関係の主な事業はつぎのとおり。

▽高校魅力化支援＝４６０万円

▽新型コロナウイルス感染症検査支援＝１６７万円

▽児童福祉施設等新型コロナウイルス感染症対策＝１７２万円

▽子育て世帯サフォークポイント支援＝１００万円

▽児童手当支給＝１億５２５６万円

▽ひとり親家庭等児童入学資金支給＝２０３万円

▽こども家庭センター開設準備（新規）＝８３３万円―子ども家庭総合拠点と子育て世代包括支援センターの機能を有し、全ての妊産婦、子育て世帯、子どもへの一体的に相談支援を行う「こども家庭センター」の設置に向けて、施設整備など開設準備を実施

▽教育委員会事務局施設整備（新規）＝９０８万円―照明器具改修、空調設備取付

▽教育研究・教育目標推進＝２２１万円

▽学習振興＝２２１７万円

▽学校図書館・少額理科設備整備＝８３５万円

▽遠距離等通学助成＝４９７１万円

▽情報通信教育推進＝２１４５万円

▽特別支援教育就学＝３０２０万円

▽みよし市・川内村小学生交流＝２２９万円

▽子育て応援ファイル作成活用＝６６万円

▽不登校・いじめ問題等対策＝５３６万円

▽地域資源を活用した学校教育の推進＝１０６万円

▽教育格差解消＝１７９８万円

▽学校事務職員配置（新規）＝１８６万円

▽部活動地域移行（新規）＝４４万円―部活動における教師の負担軽減に加え、地域人材の協力による生徒に望ましい部活動の実現を目指すため、段階的に地域移行する方針が示されたことから、部活動の地域移行に向けた協議会を設立し、課題の整理や方向性などの協議を進める

▽小学校整備＝１億６８１９万円

▽中学校整備＝３６７１万円

▽対外活動奨励補助＝１１万円

▽高校教育振興＝３４０万円

▽高校バス通学補助＝８５万円

▽社会教育推進＝９９万円

▽文化活動補助＝２０万円

▽放課後子ども教室推進＝４８６万円

▽子どもの学習・生活習慣定着推進＝５２万円

▽学校・家庭・地域連携協力推進＝５６８万円

▽こども夢トーク推進＝３万円

▽子ども文化活動推進＝３６万円

▽子ども議会開催＝１６万円

(市町村 2023-02-21付)