釧路市５年度予算案　校務支援システム導入　給食センター７年度供用へ

（市町村 2023-02-27付）

　【釧路発】釧路市は１７日、５年度予算案を発表した。一般会計の総額は前年度当初比３・３％増の９８２億円。うち教育費は３４％増の６４億８４２７万円となった。７年度に供用開始を予定する新給食センター整備事業に１１億８４３８万円を充てたことで大幅な増額率を示した。このほか、子ども医療に４億４３４９万円を計上。市立小・中学校、阿寒義務教育学校への校務支援システム導入に向けて２２５１万円を充当している。

　教育関連の主な事業はつぎのとおり。

▼子育て

▽思春期ライフデザイン＝６４万円

▽児童館＝１２５６万円

▽子育て環境充実＝１５５１万円

▽ひとり親家庭等医療＝８０１２万円

▼保健・医療

▽高等看護学院学生確保対策＝１００万円

▽生活習慣病予防推進＝２５２万円

▼防災・消防

▽津波一時避難場所整備（新規）＝１９７６万円

　大楽毛小・音別中の津波一時避難場所整備に伴う実施設計等。

▽大楽毛津波避難複合施設整備（新規）＝１億４４９６万円。

▼環境保全・野生生物

▽地球温暖化防止対策促進＝５１万円

▼生涯学習

▽生涯学習センター施設整備＝８９５６万円

▽こども遊学館施設整備＝１８９３万円

▼学校教育

▽確かな学力向上推進＝９０４万円

▽校務支援システム管理運営（新規）＝２２５０万円

▽特別支援教育推進＝３６万円

▽特別支援学級＝１１８５万円

▽スクールソーシャルワーカー活用＝４６１万円

▽学校適応対策推進＝５６３万円

▽不登校対策＝２４５万円

▽いじめ非行防止対策＝１３７万円

▽読書定着支援＝３０万円

▽防災教育推進＝６万円

▽コミュニティ・スクール活用推進＝８２万円

▽地域人材育成推進＝３８４万円

▽放課後子どもプラン＝２９８万円

▽教育指導奨励・指導主事＝１６万円

▽キャリア教育推進＝万円

　ＪＣ連携協定に基づくキャリアシンポジウム等の実施。

▽機能移転（新規）＝９６万円

　釧路市教育研究センターの共栄小内への機能移転。

▽釧路市がめざす学校のすがた基本計画推進（新規）＝１８０万円

▽高校生徒遠隔地通学等助成（新規）＝９９６万円

▽事務局運営・学校伝票の処理システム導入等＝１１７１万円

▽学校施設環境整備＝２７０万円

▽小学校施設整備＝４７９９万円

▽中学校施設整備＝７０５３万円

▽新給食センター整備＝１１億８４３８万円

▽口腔健康管理＝８０４万円

　フッ化物洗口の全校実施（小学校）。

▽家庭教育支援＝２４９万円

　家庭教育支援チームによる不登校等教育的課題を抱える家庭への支援等。

▽読書活動支援＝３０万円

▽英語力向上推進＝４８９万円

　北陽高におけるＡＬＴの専属配置・英語資格試験受験助成。

▼スポーツ

▽大規模運動公園体育施設整備＝１２２７万円

▽釧路アイスアリーナ施設整備（新規）＝１億８３２５万円

▽鳥取温水プール施設整備＝１３５７万円

▽全国高校総体開催＝７６６万円

(市町村 2023-02-27付)