札幌市学校給食会　５年度計画　２９８校に物資調達　親子向け市場見学会も

（札幌市 2023-04-07付）

　札幌市学校給食会は５年度事業計画書をまとめた。市内２９８校に給食用物資の調達を行うほか、親子向けの市場見学会などの食育推進事業を予定している。

　３月１４日に開いた４年度第２回評議員会で承認した。

　事業計画書をみると、５年度は市立学校計２９８校に対して給食用物資の調達を行うとした。全２２２品目で、内訳は小学校１９６校、中学校９５校、義務教育学校１校、中等教育学校１校、特別支援学校５校。計１３万１４９０人の児童生徒が対象となる。

　また、共同購入委員会を６回開催して購入物資の選定や納品企画基準の見直しなどを行うほか、納入業者対象の衛生管理講習会を来年３月上旬に行う。

　食育推進事業として、８月中旬に仁木町で親子産地見学収穫体験会、１０月中旬に市中央卸売市場で親子市場見学・料理教室を開く。いずれも小学生とその保護者を対象に各１５組程度の参加を見込む。

　また、１０月下旬に栄養教諭や栄養士を対象にした産地指定青果物交流研修会を市中央卸売市場で実施することを盛り込んだ。

(札幌市 2023-04-07付)