札幌市立小学校１９６校で入学式　あいさつは魔法の言葉　４年ぶりマスク等制限なし

（札幌市 2023-04-07付）

永井校長のあいさつに真剣に耳を傾ける新１年生たち

　札幌市立小学校１９６校で６日、入学式が行われた。４年ぶりにマスク着用などの制限がない中、新１年生が真新しいランドセルを背負い、期待を胸に小学校生活の初日を迎えた。

　市立あいの里西小学校（永井敬仁校長）の入学式には、新１年生６０人が出席。マスクの着用が個人の判断に任されたため、ほとんどの児童がマスクなしで式に臨んだ。また、昨年まで制限していた保護者の出席人数を緩和。一方で在学生の出席は見送り、恒例の呼びかけなどは行わなかった。

　新１年生は、担任教諭の先導で笑顔で入場。永井校長は「あいさつは、新しい友達や先生たちと仲良くなる魔法の言葉。いつも自分から元気なあいさつをしましょう」と呼びかけた。教諭らの紹介があると、児童たちは「よろしくお願いします」と元気良く返事をする姿が見られた。

　１年生の新村美南さんは「国語の勉強を頑張りたい。給食も楽しみ」と笑顔を見せた。

　札幌市教委によると、本年度市立小学校の新入生は前年度より７４６人少ない１万３８１４人（１日現在）。市立義務教育学校福移学園の入学式は中学校の入学式に合わせてきょう７日に行われる。

(札幌市 2023-04-07付)