道内７万６千人が受検　全国学力調査　一斉に実施

（国 2023-04-19付）

担任から説明を受ける児童たち

　５年度全国学力・学習状況調査が１８日、全国の小・中学校で一斉に行われた。道内では、札幌市を含む公立小・中学校１５１９校、７万６４９２人の児童生徒が教科および質問紙調査に臨んだ。

　本年度の調査教科は、小学校が国語、算数、中学校が国語、数学、英語。英語「話すこと」については本年度、文部科学省ＣＢＴシステム「ＭＥＸＣＢＴ」によるオンライン調査を導入。文科省が指定する中学校５００校程度が当日に実施する。その他の中学校は、１９日から５月２６日までの間に、文科省が指定する日程で分散実施する。

　道内では、札幌市立を含む公立小・中学校（義務教育学校前期・後期課程、中等教育学校前期課程、特別支援学校の小・中学部を含む）１５１９校、７万６４９２人が調査に臨んだ。

　うち札幌市立小・中学校は、２９６校、２万８９９７人が受検。美香保小学校（髙屋敷優校長）では、６年生６４人が参加した。担任教諭による注意事項の説明を受けたあと「それでは始め」の合図とともに配布された調査紙を開き、一問一問じっくりと考えながら回答用紙に記入した。

　同校では５月２日に質問紙調査をオンラインで実施する予定。

(国 2023-04-19付)