札幌市教委　新任管理職研修　着任した意味を考えて　心構え、教育課題など講義

（札幌市 2023-05-08付）

札幌市教委　新任管理職研修

　札幌市教委は４月１９日、市内のちえりあで５年度新任管理職研修（第１日）を開催した。本年度採用、転任、昇任となった園長、校長、副校長、事務長６８人が受講し、管理職としての心構えなどを学んだ。

　開会に当たりあいさつに立った檜田英樹教育長は、各学校がそれぞれ課題を抱えている中「自分がこの学校に着任した意味を考えていただきながら、良い学校づくりを進めてほしい」と期待した。

　また、学校を支えるという教育委員会の本分に触れ「先生方に良いチームづくりをしてほしいという思いを持っている。何かあれば指導主事に相談してほしい」と呼びかけた。

　このあと、子ども未来局の山縣浩子子どもの権利推進課長が子どもの権利について解説。また、長谷川正人学校教育部長が講師を務め、札幌市における教育課題と管理職としての心構えについての講義・演習を行った。

　２５日に行われた第２日では、市民文化局の後藤美香男女共同参画課長が男女共同参画、廣川雅之児童生徒担当部長が生徒指導に関する危機管理、佐藤圭一教職員担当部長が信頼される園・学校経営について講義した。

(札幌市 2023-05-08付)