瀧澤校長中心にるるもっぺＰＪ　生徒の多様な進路実現　３学科横断の選択履修等　留萌高

（学校 2023-06-21付）

庁内公募校長・留萌高校瀧澤校長るるもっぺプロジェクト（クリックすると拡大表示されます）

　【留萌発】留萌高校（瀧澤共喜校長）は、生徒一人ひとりの夢の実現に向けて本年度から３ヵ年計画で「新しい伝統校の構築～るるもっぺプロジェクト」に取り組んでいる。５年度道立高校長の庁内公募で決定した瀧澤校長のもと、「単位制の趣旨を生かした３学科横断の多様な選択履修の実現」など３つの目標を設定。生徒たちの多様な進路希望を確実に実現できるよう取組を進めていく。

　道立高校の庁内公募は「地域創生に向けた道立高校の魅力化」「ＩＣＴを活用した新たな学びの実践」「働き方改革の新たな取組・実践」に意欲とアイデアを持って取り組む校長による高校改革を進めるため、２年度人事から実施しているもの。５年度道立高校長の庁内公募では、同校の校長として瀧澤氏が決定した。

　瀧澤校長のもと、本年度から３ヵ年計画で「新しい伝統校の構築～るるもっぺプロジェクト」に取り組んでいる。

　主体的な学び、個別最適な学び、協働的な学びの３観点から、目標として①単位制の趣旨を生かした３学科横断の多様な選択履修の実現②生徒の多様な進路選択の実現を図る指導体制の確立③ゼロカーボン運動を基軸とした探究活動による地域課題の解決―の３点を掲げた。

　７年度から普通科に加えて電気・建築科および情報ビジネス科に単位制が導入されることから①では「生徒の興味・関心や進路希望による多様な選択科目の開設」「学科の枠を越えた履修の実現」「異年次混合履修可能科目の設定」などに取り組む。

　②では「生徒の希望進路実現のためのロードマップの再整理」「進路希望別クラス編成（普通科）による高い目標設定と国公立大学進学者数の増」「地域をはじめとした外部との連携を通した進路意識の高揚」などに努める。

　③では「教育課程への位置付けとプロジェクトチームの立ち上げ」「総合的な探究の時間の再構築による地域課題の解決」などを進める。

　本年度は教育課程の検証や進路希望別クラス編制の検討、総合的な探究な時間年間計画の検証、留萌教育局によるゼロカーボンプロジェクトの取組の連携強化などに取り組んでいく予定となっている。

(学校 2023-06-21付)