道教委 5年度SSW活用事業 新規小平町 計41市町に 配置予定人数延べ61人(道・道教委 2023-07-04付)
道教委はスクールソーシャルワーカー(SSW)活用事業の5年度配置状況をまとめた。委託市町村数は新規の小平町を加え41市町で、配置予定=べ人数は前年度から3人増の61人となった。また、本年度からSSWによるオンライン相談会を開始。SSW未配置の市町村教委等の相談に応じ、実施市町村の拡充を図る考え。
道教委は平成20年度から同事業を開始。福祉の専門家であるSSWは、いじめ、不登校、暴力行為、児童虐待など様々な問題を抱える児童生徒を支援するための働きかけや関係機関等との連携・調整を担っている。全道5つのエリアにスーパーバイザーを配置して事業実施市町村教委、SSW、道立学校の相談に対応している。
本年度の実施市町村は41市町で、前年度から1市町村増となった。SSWの=べ人数は61人、実人数は57人。要請に応じて道立学校やSSWの未配置の市町村立学校に派遣する道教委独自のSSWの配置人数は前年と同数の16人だった。
道教委の生徒指導・学校安全課ホームページでは、スクールソーシャルワーカーガイドラインや教職員向けリーフレットなどの各種資料を公開しており、活用を呼びかけている。
事業の本年度委託市町村はつぎのとおり。
▽空知=岩見沢市、滝川市、深川市、美唄市、砂川市
▽石狩=石狩市、北広島市、江別市、恵庭市、千歳市
▽後志=小樽市
▽胆振=室蘭市、苫小牧市、白老町、登別市、伊達市
▽日高=浦河町
▽渡島=北斗市
▽上川=東神楽町、比布町、東川町、鷹栖町、剣淵町、美瑛町、名寄市
▽留萌=留萌市、苫前町、小平町―新規
▽宗谷=稚内市、枝幸町
▽オホーツク=遠軽町、北見市、斜里町、紋別市
▽十勝=音更町、幕別町、清水町、広尾町
▽釧路=釧路市
▽根室=中標津町、別海町
(道・道教委 2023-07-04付)
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