飛び立て若き翼　北海道総体２０２３　青春懸ける同級生の力に　江別高生３人　ポスター最優秀賞　開幕まであと１８日

（道・道教委 2023-07-04付）

左から吉田さん、長尾さん、辻さん

　「出場選手たちの応援になれば」。口をそろえるのは、江別高校（古市俊章校長）の吉田唯花さん（３年）と長尾優花さん（２年）と辻夏望さん（２年）だ。３人は、江別市と千歳市がそれぞれ募集した全国高校総体ポスター図案の最優秀賞に輝いた。陸上ホッケー、水泳（競泳）、なぎなたに青春を懸ける同級生の戦いを、絵で後押しする。

　ことしの全国高校総体北海道大会は、江別市で陸上ホッケーと水泳（競泳）、千歳市でなぎなたが開かれる。両市は、今大会を高校生最大のスポーツの祭典にふさわしいものとして盛り上げるため、各競技のポスター図案を募集。陸上ホッケーは吉田さん、水泳（競泳）は長尾さん、なぎなたは辻さんの作品が選ばれた。

　吉田さんは、陸上ホッケーの激しさを表現するため、描いた人物を「険しい表情にした」と工夫点を語った。「絵を通して、少しでも選手たちのやる気につながればうれしい」とポスター越しにエールを送った。

　長尾さんは「水泳競技３種目を１枚で表現する構図に苦戦した」と振り返った。「ポスターを見た選手たちの力に少しでもなれば」と力を込めた。

　辻さんは、１週間にわたった制作期間のうち「防具等の下調べに大半を費やした」と笑顔。「試合を頑張る後押しになれば」と期待した。

　３人のポスターは、駅や公共施設などに掲載される。

(道・道教委 2023-07-04付)