ヤングケアラー啓発資料作成へ道 中高生のアイデア募集 ワークショップ申込24日まで
(道・道教委 2023-07-11付)

 道はヤングケアラーへの理解を深める子ども向けハンドブックの作成に向け、道内中高生からアイデア募集を行うワークショップを8月1日に開催する。参加者の募集期間は24日までで人数は15人程度。ヤングケアラーを支援するアイデアを募り、本年度中にハンドブックをまとめる。

 ヤングケアラーは本来大人が担う家事や家族の介護などを日常的に行っている18歳未満の子ども。道の実態調査によると小学生の4・7%が世話をしている家族がいると回答しており、その認知度の低さや本人の自覚の欠如が浮き彫りとなった。

 道は5年度から道ケアラー支援推進計画を施行。ヤングケアラーの認知度向上、相談窓口の浸透、支援人材の育成に向けた目標指標を設定し各種施策を展開している。

 ワークショップではヤングケアラーの実情や支援のアイデアについて考え、学び合う内容を想定。参加者のアイデアを本年度中に作成するハンドブックに掲載する。

 ズームによるオンライン形式で開催し、参加者は自宅のパソコンや端末から参加できる。道内に居住する現役中高生が対象で、応募多数の場合は事務局で参加者を選定する。

(道・道教委 2023-07-11付)

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