札幌市　ウインタースポーツ塾　目指せオリンピアン　ショートトラック等４競技

（札幌市 2023-08-31付）

ウインタースポーツ塾

　札幌市スポーツ局は７月下旬から４日間、月寒体育館などを会場にウインタースポーツ塾ｉｎ　Ｓｕｍｍｅｒを開催した。８月４日に行われたショートトラック午前の部には４２人の小学生が参加し、リンク上をすべる感覚を体験した。

　市内の小学生を対象に、ウインタースポーツの魅力や楽しさを知ってもらい、競技人口の裾野拡大を図ることを目的に平成２９年度から実施しているもの。

　７月２６、２７日にカーリングとフィギュアスケート、８月３日にアイスホッケー、４日にショートトラックの体験会を実施した。

　応募倍率の高騰などを受け、定員は前年度の倍近い７２０人に増やした。

　４日に行われたショートトラックの午前の部には、未経験者を中心に４２人が参加。道スケート連盟、札幌スケート連盟が協力し、児童たちの指導に当たった。

　児童たちは、転んだときの起き上がり方などを学んだあと、リンクに移動し体験を開始。始めは恐る恐る足を進めていた児童も、徐々に感覚をつかみ軽快に氷上を駆け抜けた。

　札幌スケート連盟の鍛冶光利理事長は「ショートトラックは冬季種目の中でも一番メダルに近い競技。今から始めればオリンピック出場も夢ではない。これをきっかけに本格的に競技を始める子が出てきてくれたら」と期待した。

(札幌市 2023-08-31付)