札幌市教委 教師夢プランI　他者との出会い生かして　大学１年生４８人が演習等

（札幌市 2023-09-27付）

教師夢プランⅠ２日目

　札幌市教委は１５日、道教育大学札幌駅前サテライトで教師夢プランI第２日を開催した＝写真＝。教職を目指す大学１年生４８人が参加。演習や質問への回答などを通して、教職の魅力について理解を深めた。

　教職課程を履修する大学１～３年生を対象に、札幌市の教員として働く魅力や大切なことなどを伝えるもの。

　１年生対象のプランIは、学校教育の概要について理解を深めることを目的としている。

　２日目となる今回は、模擬授業や事例検討などの演習を交えながら、初日のアンケートで寄せられた質問に対し市教委指導主事が回答した。

　「教員は授業、生徒指導以外に何をしているのか」「学年、部活動、異動などの希望は聞いてもらえるのか」など業務に関するものや「多様性を認めることと自由にさせることの違いは」「イライラしたときはどう気持ちを切り替えているか」など子どもとの関わりについての様々な質問が上がった。

　「教員になるために１年生のうちからすべきことは」との質問に対し、髙橋慶之研修担当係長は「多様な他者との出会いを生かしてほしい」と助言。また「うまくいっているときこそ、見えにくいところに目を向けることが大事」などと呼びかけた。

(札幌市 2023-09-27付)