ジュニア・プログラミング・ワールド　楽しく思考力身に付けて　ＶＲアートやスクラッチなど

（札幌市 2023-10-26付）

　小中学生や学校関係者を対象にしたプログラミング体験イベント「ジュニア・プログラミング・ワールド２０２３」が１４日から２日間、札幌市産業振興センターで開かれた。ＶＲ・ＡＲアートやスクラッチ体験など２２ブースを開設。子どもたちは、楽しみながらプログラミング的思考力を身に付けた。

　子どもたちのプログラミング的思考の育成を目的に、平成２９年から実施しているイベント。札幌市、さっぽろ産業振興財団などが主催している。

　本年度は、ＩＴ産業を推進する地場業者をはじめ、（株）ベネッセコーポレーションなどが出店。プログラミング言語「Ｐｙｔｈｏｎ」によるＡＩ開発や、仮想現実（ＶＲ）を使ったアート体験など、２２ブースを開いた。

　プログラミングを体験しようと多くの親子連れが訪れた。

　うちベネッセコーポレーションのブースでは、スクラッチによるプログラミング体験を展開。「ももたろうの物語をプログラミング」「うさぎとかめの競争」をテーマに、一定の条件下で発動するプログラムを入力する体験を用意した。子どもたちはタブレットを操作。作り上げたゲームをクリアすると「やった！」などと声を上げ、楽しみながらプログラミング的思考力を身に付けた。

(札幌市 2023-10-26付)