日高地区校長会が6年度定期総会 新会長に小嶋氏 静 内第三中 日高の子のため全力でまい進(関係団体 2024-03-13付)
日高地区校長会・新会長
【苫小牧発】日高地区校長会は2月23日、新ひだか町公民館で6年度定期総会を開催した。任期満了に伴う役員改選では、会長に新ひだか町立静内第三中学校の小嶋範彦氏を選出。新役員を代表しあいさつに立った小嶋会長は「日高への熱い思いだけは自信を持って言える。日高の子どもたちのため精いっぱい頑張りたい」との決意を述べた。
総会では冒頭、品田和輝会長があいさつ。校長生活11年を振り返り「当時は何をするにも抵抗が強く、まずは全校がきっちり組織を構築していかなければならなかった。そうした先輩方の粘り強い努力が今の正常化につながっている」とし「みんなの積み重ねを大事にしていかなければいけない」と述べた。
また「1年の計は元旦にありと言うが、学校の1年の計は新年度方針・計画にあり。職員が積極的に新しいことにチャレンジしたいと思える環境ができているか、失敗が許される雰囲気があるかが試されている」とし「最後のひと踏ん張り、共に頑張っていこう」と呼びかけた。
続いて、来賓の行徳義朗日高教育局長と川上松美日高管内教育委員会教育長会会長が祝辞。行徳局長は卒業式・入学式の適切な対応を求めたほか、学力向上について「人事異動で取組がリセットされがちだが、良い気運を引き継ぐためにも、学力向上の取組を年度末・年度初めにスムーズに、組織的に確実に行うよう強くお願いする」と求めた。
川上会長は「ここ10年で日高の教育は改革から充実期に入ったと感じる」とし関係者に謝辞を述べた上で「地域の実情は様々であり、職員の年齢構成もバラバラ。次年度に向け、自校の強みは何かを見抜き、教職員一人ひとりの良さを生かし、未来を担う子に自ら責任を任される誇りと気概を持って、経営にまい進していただきたい」と期待した。
議事では6年度の活動方針、事業計画などを審議し原案どおり決定した。
活動計画では、重点目標を「日高管内の教育課題の解明・解消と職能向上を目指し、積極的に提言、発信、行動する日高地区校長会を実現する」とし、活動の重点として、主幹教諭、主任等を機能させる校内組織体制の確立や、教科等横断的な学びを意図した編成・実施・評価・改善を図るカリキュラム・マネジメントの実現、教職員の資質向上を推進するリーダーシップの発揮などを挙げた。
研修部では「学力向上と組織力向上の実現に向けた校長のリーダーシップ」を研究課題に3ヵ年研究の2年次目を推進する。
事業計画では8月6日に地区別教育経営・法制研究会、7日に採用校長・昇任教頭合同研修会、30日に課題別研修会を、11月22日に管内小中学校校長研修会を開催することとした。
役員改選では、会長に新ひだか町立静内第三中の小嶋校長を選出。新役員を代表しあいさつに立った小嶋会長は「日高に生まれ育ち、日高への熱い思いだけは自信を持って言える。事務局が力を合わせ、しなやかに、日高の子どもたちのため精いっぱい頑張りたい」との決意を述べた。
新役員体制はつぎのとおり。=敬称略=
▽会長=小嶋範彦(新ひだか町静内第三中)―新
▽副会長=玉手広昭(新ひだか町静内小)、中田実千代(えりも町えりも中)―新
▽監査=盛永明寿(日高町富川中)―新、下川徳久(新冠町新冠小)―新
▽事務局長=木田理博(平取町平取小)―新
▽事務局次長=川野靖幸(新ひだか町静内中)、佐藤正寿(新ひだか町桜丘小)―新
▽会計=高杉省一(日高町門別中)―新
(関係団体 2024-03-13付)
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