京極建協が地元新１年生に　町の宝の子守る一助に　自転車用ヘルメット寄贈

（関係団体 2024-03-18付）

中村教育長（右）と中村会長

　【小樽発】京極町の新小学１年生の児童１７人に対し、京極建設協会（中村和男会長）は自転車用ヘルメットを寄贈した。２月下旬に行われた寄贈式では、中村寿樹教育長が中村会長からヘルメットを受け取り、その後同協会に対して感謝状を手渡した。中村会長は「町の宝の子どもたちを守る一助になれば」と思いを述べた。

　寄贈は協会会員から「町民のために何かできないか」との声が上がったことから、京極町教委と協議を重ね決めたもの。町教委の協力のもと、昨年１１月に対象となる子どもたちにアンケートを実施し、３種類各色のヘルメットの中から好きなデザインのものを選んでもらったという。

　２６日に教育長室で執り行われた寄贈式には、中村会長と菊地真輔副会長の２人が来庁。中村会長は、コロナ禍が明けて大型車両等の交通量が増加し、危険を感じることが増えたと指摘。交通事故は重大事故につながりかねないが、ヘルメットを着用することで危険を軽減することができるとし「寄贈したヘルメットが、町の宝の子どもたちを守る一助になれば」と思いを述べた。

　このあと中村会長が中村教育長にヘルメットを手交。続いて中村教育長が協会に対し感謝状を手渡した。

　中村教育長は「子どもたちが長く、日常的に使えるものを寄贈いただき大変ありがたい」と謝意を示した。協会は、今後も毎年取組を続けていく考えだ。

(関係団体 2024-03-18付)