ネイパル５年度利用者満足度調査　総合評価　足寄が満足度１位　やや満足との合計　全施設９割超

（関係団体 2024-03-05付）

　道教委は、道立青少年体験活動支援施設（ネイパル）６施設の５年度利用者満足度調査結果をまとめた。各施設の清潔さや利用しやすさ、事業内容、食事、利用料金などについて調査。総合評価では、足寄が「満足」との回答が８１・６％でトップとなり、「満足」「やや満足」の合計においても、足寄が唯一１００％をマークするなど全施設で９割以上を達成した。

　指定管理者制度を導入している砂川、深川、森、北見、足寄、厚岸のネイパル６施設で、５年７月１日から９月３０日までに受け入れた全ての宿泊利用団体６３７団体を対象に調査。

　利用団体の内訳は、小学校１６７、中学校１０３、高校６５などで、宿泊者数は合計２万３１４９人に上る。回答者は１団体１人（団体責任者）とした。

　調査結果をみると、建物や設備（清潔さ、快適さ、利用しやすさなど）では、足寄が「満足」８０・５％を記録。「満足」「やや満足」の合計の割合（全回答から「該当なし」と未回答を除いた有効回答による満足度。以下同様）は、厚岸が１００％を達成し、足寄が９８・９％、森が９３・２％と続いた。

　プログラムや事業内容、指導方法などの「満足」トップは、森の６４・４％。深川が５３・９％で続いた。「満足」「やや満足」の合計は、９７・９％で深川がトップ。次いで、森、北見が９７・８％、厚岸が９７・７％などとなった。

　食事内容は、森が「満足」７１・２％と最も評価が高く、砂川が６８・８％、深川が６７・９％と続く。「満足」「やや満足」の合計では、森が９５・４％でトップ。次いで、深川が９３・３％、足寄が９１・４％と高評価だった。

　施設利用料は、足寄が「満足」８３・９％で最も高く、次いで厚岸が８０・５％で高評価だった。「満足」「やや満足」の合計は、厚岸９７・４％、足寄が９５・４％、北見が９４・１％などとなった。

　食事料金（費用対効果・コストパフォーマンス）は、森が「満足」７１・２％でトップ。砂川が６４・９％、深川が６４・２％で６割超を達成した。「満足」「やや満足」の合計では、森が９０・８％、深川が８８・６％、砂川が８８・２％をマークした。

　職員の対応（親切さ、的確さなど）は、厚岸が「満足」９２・２％でトップ。森も８９・８％と高評価を得た。「満足」「やや満足」の合計でも、厚岸が９８・７％でトップ。次いで、足寄が９７・７％、北見が９７・６％、深川が９５・９％と全施設が９割以上を達成した。

　総合評価では、足寄が「満足」８１・６％でトップに。２位は８１・４％で森だった。「満足」「やや満足」の合計では、足寄のみが１００％を達成。次いで、厚岸が９７・４％、深川が９６・９％などと全施設が９割以上を達成した。

(関係団体 2024-03-05付)