そり遊びを楽しもう！　敷地内に雪像巨大滑り台　ネイパル　足寄

（関係団体 2024-02-27付）

ネイパル足寄・雪像巨大すべり台

　【帯広発】ネイパル足寄は、㈱勝建工業（足寄、黒田勝社長）の協力を得て、敷地内に雪像の巨大滑り台を造成した。高さ９㍍、全長２４㍍の滑り台を、子どもたちは日々楽しんでいる。３月上旬ごろまで開放する予定。

　道家庭教育サポート企業の勝建設工業による雪の滑り台造成は約１５年前から行われており、ここ数年は雪不足やコロナ禍によって途絶えていた。１月末に同所が開催した「ネイパルあしょろフェスティバルｉｎウインター」の来場者に向けて数年ぶりに造られ、事業後も地域の子どもたちから好評を得ている。

　サイズが大きいため加速しやすく、雪上を滑る爽快さとスリルを味わえる仕様。利用者した子どもの保護者は「冬でも近所に外で遊べる環境があるのはありがたい」「親子で一緒に滑り、楽しめるのも魅力」と話す。完成を待ちわびていた足寄町認定こども園どんぐりの園児は「こんなに長いそり滑りは初めて。大きくて楽しい」と笑顔を見せた。

　同所はそりを６台用意しており、来所者に無償で貸し出している。満保惇所長は「ことしは例年よりさらに少ない積雪だったが、地元企業の協力もあり、再び復活させることができた。コロナ禍で途絶えていた活動や交流も、こうして地域の方々に親しんでもらえることを足掛かりに変化させていく必要がある」と話している。

　滑り台は３月上旬ごろまで、融雪状況を見ながら開放する予定。

(関係団体 2024-02-27付)