札幌市立幼・小・中等の管理職人事　校長異動　８人減１１２人　教頭８人減１３５人、園長１人増４人

（札幌市 2024-03-26付）

６年度札幌市立小・中・義務教育学校長、教頭の人事異動状況（クリックすると拡大表示されます）

　札幌市教委は、４月１日付の市立幼稚園長、小・中・義務教育学校長、副校長、教頭の人事異動状況を発表した。小・中学校の異動総数は、校長が前年度より８人減の１１２人、教頭が８人減の１３５人となった。幼稚園長の異動は１人増の４人だった。

　小・中・義務教育学校長の異動率は３８・２％で、前年度より２・４ポイント減となった。

　内訳は、小学校が２人減の７７人、中学校が５人減の３５人、義務教育学校の異動はなかった。

　採用・昇任は、小学校で２９人、中学校で１８人の計４５人となり、前年度より１１人減少した。平均年齢は５４・８歳で、最高５９歳、最低５１歳。女性の人数は、小学校で３人、中学校で４人の計１２人だった。

　退職者は、小学校長で２９人、中学校長で２０人の計４９人。うち定年延長に伴う役職定年者が２４人、行政等への転出が２人となっている。

　教頭の異動率は２・５ポイント減の４５・６％。

　内訳をみると、小学校が３人減の８８人、中学校が５人減の４６人、義務教育学校が１人となっている。

　昇任は、小学校で３９人、中学校で１９人、義務教育学校で１人の計５９人。前年度より２人減少した。

　平均年齢は４８・８歳で、最高５５歳、最低４４歳となっている。うち女性の人数は小学校で１４人、中学校で２人の計１６人だった。

　幼稚園長の異動は、前年度より１人増の４人で、異動率は４４・４％。うち２人が教頭や行政から昇任した。退職者数は２人となっている。

(札幌市 2024-03-26付)