札幌市教委　１日付事務局人事異動　教育次長に廣川氏就任　生涯学習部に学校支援課

（札幌市 2024-04-01付）

札幌市教委の６年度執行体制（クリックすると拡大表示されます）

　札幌市は、きょう１日付で教育委員会事務局職員の人事異動を発令する。教育次長に廣川雅之児童生徒担当部長が就任。部長職では生涯学習部長、学校教育部長、児童生徒担当部長、教職員担当部長、中央図書館長が交代する。機構改正では、生涯学習部に学校支援課を新設するほか、児童生徒担当課長を２人体制とするなどの変更を行う。

　市が１日付で発令する異動対象者は、特別職２人、局長職２０人、部長職１１２人、課長職３０７人、係長職９００人の計１３４１人となっている。

　市教委では、局長職、部長職、課長職、係長職を合わせて６７人が異動する。

　機構改正をみると、生涯学習部の学校施設担当部を学校支援担当部に改称。学校施設管理、１人１台端末などのＩＣＴ関係、学校経理など学校に関わる業務を一体的に推進する学校支援課を新設する。

　また、保健給食課を学校給食課に変更し、学校給食に関わる業務に一本化。感染症対策などの保健業務は学校教育部の教育推進課に移管する。

　学校教育部では、児童生徒担当課長を２人体制とし、いじめ対策を充実させる。

　このほか、幼児教育センター担当課を教職員担当部に移管し、幼児教育担当課に変更。教職員育成担当課長が兼務し、幼児教育に関する施策や研修を推進する。幼児教育相談担当係は教育相談担当課に移管する。

(札幌市 2024-04-01付)