札幌日信電子に感謝状　札幌市　子ども未来文庫寄付で

（札幌市 2024-04-16付）

子ども未来文庫贈呈式

　札幌市子ども未来局は１１日、同局で絵本基金「子ども未来文庫」への寄付に対する感謝状贈呈式を行った。札幌日信電子（株）から絵本５０冊（５万９１３６円相当）の寄付を受けたとして、山本健晴局長が若林秀博社長に感謝状を贈呈した。

　子ども未来文庫は、企業や市民から就学前の子どもを対象に絵本の寄付を募るもので、平成２０年に始まった。子育て支援施設等の蔵書を充実させ、絵本に触れる機会を増やすことを目的としている。

　同社による寄付は２回目。同社は平成２２年から毎年子ども向けの職業体験イベントミニさっぽろに出展しており、子どもたちへ地下鉄に関わる体験を提供している。さらに子どもたちへ貢献したいという思いから、同基金の寄付活動に参加している。絵本を読むことが楽しいと思えるような本を選び、５０冊を寄贈した。

　この日は、若林社長らが出席し、山本子ども未来局長から感謝状を受け取った。若林社長は「絵本を読むことで、豊かな感性を育み、本を好きになってもらいたい」と話した。

　同基金に寄せられた絵本の総数は１万１２０５冊に上った。

(札幌市 2024-04-16付)