連続受賞を目指したい　札幌市教委 雪かきチョボラ　簾舞中など４校で表彰式

（札幌市 2024-05-28付）

　札幌市教委は５月、５年度雪かきチョボラ・雪遊びチャレンジで学校賞を受賞した４校への表彰式を執り行った。２０日、簾舞中学校（川島直之校長）に対する表彰では、生徒たちが表彰状と副賞を受け取り「連続受賞を目指したい」と意気込んだ。

　雪かきチョボラ・雪遊びチャレンジは、児童生徒が雪に親しみながら体を動かす習慣を身に付けるとともに、公共のために役立つ活動に主体的に取り組むことへの意識付けを目的として、平成２５年度から実施している。

　本年度は児童生徒１万４０００人以上が参加する中、太平南小学校、前田小学校、手稲山口小学校、簾舞中の４校が学校賞を受賞した。

　簾舞中で執り行われた表彰式では、市教委教育課程担当課の新井拓指導主事が同校を訪問。「札幌市にとって雪かきは欠かせないこと。これからも積極的に取り組んでほしい」と述べ、表彰状と副賞の道内プロスポーツチームの選手たちのサイン入りスコップを手渡した。

　生徒たちは「連続受賞を目指したい」と抱負を述べた。

　表彰状を受け取った生徒会長の岡島光里さん（３年）は「腰が痛くなって大変だったが、いい運動になった。ことしも助け合いながら地域の人々のためになれたら」と意気込んだ。

　川島校長は「素直な気持ちで自主的に取り組んでいた」と生徒たちを評価。「雪が多い地域なので、これからも家庭や地域のために頑張ってほしい」とエールを送った。

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