鈴木会長を再任　上川社教委員連絡協が総会

（関係団体 2024-06-04付）

　【旭川発】上川管内社会教育委員連絡協議会は５月２８日、旭川市内の大雪クリスタルホールで第１回総会を開催した＝写真＝。管内２３市町村教委の社会教育関係者２９人が参加。７月に札幌市で道社会教育委員長等研修会、１０月に網走市で道社会教育研究大会オホーツク大会を実施することを確認した。役員改選では、会長に旭川市社会教育委員会議の鈴木信人議長を再任した。

　冒頭、鈴木会長があいさつ。予測困難な社会情勢の中でウェルビーイングを目指す上で重要なこととして「人々が集い、考え合い、意見を交わすなど、人づくりや地域づくりから始めるべき」と紹介し「今回の総会で、みんなが集い、意見を交わして同会を充実させていきたい」と呼びかけた。

　続いて、上川教育局の今村隆之局長が来賓祝辞。地域住民が主体となって地域課題を解決する時代になりつつあることから、社会教育が担う役割の重要性が高まっていることに触れた上で「社会に開かれた教育課程の実現に向けて、地域づくりなどを担う社会教育は学校教育においても重要性が高まっている」と周知した。

　協議に移り、５年度事業経過報告や収支決算報告を一括で承認したあと、６年度事業計画案を審議。全道的な研修事業として、７月１１、１２日の２日間、札幌市で第４４回道社会教育委員長等研修会に参加することや、１１月１、２日に網走市で第６３回道社会教育研究大会オホーツク大会が行われることを確認した。

　役員改選では、鈴木会長を再任した。

　本年度の役員はつぎのとおり。

＝敬称略＝

▽会長＝鈴木信人（旭川市社会教育委員会議議長）

▽副会長＝前田仁（士別市社会教育委員の会議議長）、佐々木宏彰（比布町社会教育委員）、天日守（富良野市社会教育委員長）

▽事務局長＝主藤肇（旭川市教委社会教育部次長）

(関係団体 2024-06-04付)