第７７回道高校ビジネス計算競技大会　培った集中力　存分に　珠算・札東商、電卓・旭商制す

（関係団体 2024-06-06付）

真剣な表情で競技に臨む生徒たち

　第７７回道高校ビジネス計算競技大会兼第７１回全国高校ビジネス計算競技大会北海道予選が５月３１日、ホテルライフォート札幌で開かれた。道内７校から４４人が出場。日頃の練習で培った集中力と計算能力を存分に発揮した。競技の結果、団体では、珠算競技で札幌東商業高校、電卓競技で旭川商業高校が優勝。７月３０日に神奈川県で開かれる全国大会への切符を手にした。

　道高校長協会商業部会（澤田信夫部会長）、全国商業高校協会が主催。

　優勝旗返還に続いて、あいさつに立った函館商業高校の佐藤恵一校長は、保護者や教職員に支えられた感謝の気持ちを胸に「日々の練習で培った力を存分に発揮してほしい」と激励した。

　選手宣誓では、函館商業高の斉藤李々菜さん（３年）が登壇。「日頃の成果を発揮するとともに、たくさんの人に支えられて競えることに感謝し、全力で戦うことを誓う」と宣言した。

　選手たちは、団体・個人総合競技、読上暗算、応用計算、読上算の種目別競技に臨み、正確かつ迅速に電卓やそろばんをはじいた。

　競技の結果、珠算競技では、団体で札幌東商業高、個人で札幌東商業高の＝田紗羽さん（３年）が優勝。電卓競技では、団体で旭川商業高、個人で旭川商業高の猪野亘さん（３年）が制した。

　第７１回全国高校ビジネス計算競技大会は、７月３０日に神奈川県で開かれる。団体は両部門の優勝校、個人は団体競技出場校の選手を除く上位２人、計４人が出場する。

　全国大会出場校および出場者はつぎのとおり。＝敬称略＝

▼珠算競技

▽団体＝札幌東商業

▽個人＝佐川恵理（旭川商業２年）、斉藤李々菜（函館商業３年）

▼電卓競技

▽団体＝旭川商業

▽個人＝安田志帆（函館商業３年）、髙岡芽生（函館商業３年）

(関係団体 2024-06-06付)