道Ｐ連第７７回総会　１０月１９、２０日千歳大会　役員改選で後藤会長再任

（関係団体 2024-06-12付）

道Ｐ連総会

　道ＰＴＡ連合会（後藤一樹会長）は８日、ホテルポールスター札幌で第７７回総会を開いた。１０月１９日から２日間、第７１回日本ＰＴＡ北海道ブロック研究大会石狩管内・千歳大会を開催することなどを盛り込んだ事業計画を決定した。役員改選では、後藤会長を再任した。

　後藤会長はあいさつで、コロナ禍によって活動が停滞した３年間を振り返り「保護者と教職員が良好な関係を築き、子どもたちの健やかな成長を応援することがＰＴＡの本質」と強調。今後も会員が一丸となって、子どもたちを中心とした活動を展開していくことを期待した。

　来賓あいさつに立った道教委の中島俊明教育長は、デジタル化や気候変動、個人の価値観、生活様式、ワークスタイルが大きく変化する中「次代を担う子どもたちが様々な変化に主体的に向き合いながら、未来を切り拓く力を身に付けることが一層重要になっている」と指摘。子どもたち一人ひとりの可能性を引き出すため、ＰＴＡとのさらなる連携深化を誓った。

　議事では、５年度会務報告などを承認したあと、６年度活動の骨子や事業計画などを審議した。

　基本方針には①研究大会や研修活動の充実を通して豊かな心を持った子どもの育成に努める②地区Ｐ連と緊密な連携を図り、道Ｐ連事業の充実と教育課題の解決に努める③他団体・行政との連携・協働を進め、子どもたちを取り巻く教育・生活環境の改善に努める―の３点を設定した。

　事業計画では、１０月１９、２０日の２日間、千歳市内を会場に日本ＰＴＡ北海道ブロック研究大会石狩管内・千歳大会を開催。大会スローガン「大切にしたい子育ての神髄～子育ての不易と流行を考える」のもと、記念講演や分科会、情報交換会などを開く。

　また、地区ＰＴＡ研究大会・地区子育て研修会、ブロック研修会などの研修事業を実施するほか、組織強化事業としてブロック連絡会や道ＰＴＡ懇談会の開催などを決めた。

　第４２回道ＰＴＡ広報紙コンクールについては、７年３月１０日に札幌市内で表彰式を執り行うことを確認した。

　役員改選では、後藤会長を再任した。

　役員はつぎのとおり。＝敬称略＝

▽会長＝後藤一樹（石狩管内Ｐ連）

▽副会長＝太田実保（石狩管内Ｐ連）、枳穀恭子（上川南部Ｐ連）―新、駒野圭史（函館市Ｐ連）、南川達彦（胆振西部Ｐ連）―新、清水武志（釧路管内Ｐ連）―新、廣瀬堅一（小樽市Ｐ連）、谷渕友美（南空知Ｐ連）、出村賢志（稚内市Ｐ連）―新、田中亮一（江別市江別第二小校長）―新、寺嶋裕介（新篠津村新篠津中校長）―新

▽顧問＝菊川哲平（上川南部Ｐ連）

▽監査＝佐藤秀彦（石狩管内Ｐ連）―新、松鶴愛（上川南部Ｐ連）―新、鈴木健二（函館市Ｐ連）―新

(関係団体 2024-06-12付)