札幌市に雪印メグミルク　冬季スポーツ振興へ　子ども用ヘルメット等寄贈

（札幌市 2024-07-17付）

（左から）齋藤副支社長、太田常務、秋元市長、原田アドバイザー、岡部総監督

　札幌市は、雪印メグミルク㈱から子ども用ヘルメットとゼッケンの寄付を受けた。市と同社が共同で立ち上げた「雪印メグミルクスポーツ振興寄付金」によるもの。１１日、市役所本庁舎で感謝状贈呈式を執り行い、秋元市長が同社の太田喜朗常務に感謝状を手渡した。

　市と同社は、スポーツ振興に共同で取り組むことを目的に「雪印メグミルクスポーツ振興寄付金」を創設。市は３年度から１０年間の予定で同社から寄付を受ける。雪印メグミルクスキー部の国内大会の成績に応じ、寄付額が変動する仕組みとなっている。

　今回、子ども用ヘルメット４０個、ゼッケン８０枚が寄贈された。小学生対象のウインタースポーツ塾など、ウインタースポーツの普及・振興を目的とした事業で活用する予定だ。

　雪印メグミルクから、太田常務、齋藤浩哉北海道支社副支社長、原田雅彦スキー部アドバイザー、岡部孝信スキー部総監督が市役所を訪問。

　太田常務は「今後も市民の健康とスポーツ振興に役立ちたい」と述べ、秋元市長にヘルメットとゼッケンを手渡した。

　秋元市長は「ヘルメットを使った子の中から、世界に羽ばたく選手が出てくれれば」と期待した。

(札幌市 2024-07-17付)