建設業の魅力　肌で実感　北見工高　現場見学会

（学校 2024-09-06付）

現場を見学する生徒たち

　【網走発】北見工業高校（佐藤靖尚校長）建設科の生徒は４日、開発局網走開発建設部主催の現場見学会に参加した。３２人の生徒が工事現場３ヵ所や鹿ノ子ダムを回り、建設業の魅力や開発局の仕事のやりがいなどに触れた。

　当日は同校建設科の２年生が参加。担当者が開発局の業務について説明したあと、現場へ移動した。

　鹿ノ子ダム（置戸町）、㈱渡辺組施工の「一般国道４５０号遠軽町豊里改良工事（遠軽町）」、㈱酉島製作所施工の「網走川中央地区美幌揚水機場機械設備新設工事（美幌町）」、松谷建設㈱施工の「網走川大空地区河川防災ステーション新築２期工事（大空町）」の順に、開発局発注の工事現場などを見学。それぞれ鹿ノ子ダム管理支所、遠軽開発事務所、網走農業事務所、施設整備課の担当者から説明を受けた。

　大空地区河川防災ステーションでは、施設整備課の担当者が現場内で工事概要などについて説明。２期工事のことしは外壁や内装を行っていることや、出来上がった施設の役割などについて学んだ。安全に配慮しながら屋上まで上り、エレベーターやソーラーパネルの設置予定場所などを確認した。

　最後に生徒代表が「きょうの現場見学を糧に進路選択をしたい」とお礼の言葉を述べた。

(学校 2024-09-06付)