北見工高建設科　構造物見学会　現場の雰囲気味わう　河川改修や団地建築など

（学校 2024-09-10付）

北見工業高校網走建管構造物見学会

　【網走発】北見工業高校（佐藤靖尚校長）建設科の生徒は６日、オホーツク総合振興局網走建設管理部などの協力を得て、構造物見学会を開催した。１５人の生徒が、改修中のペンケビバウシ川や建築中の高栄Ｆ団地など北見市内４現場を回り、工事概要や作業内容などについて理解を深めたほか、実際の現場の雰囲気を体感し、建設業の魅力の一端に触れた。

　当日は同校建設科の１年生が参加。開会式を済ませたあと、工事現場へ移動した。

　五十嵐建設㈱施工の「無加川大規模特定河川改修工事ペンケビバウシ川地区（網走建管発注）」、大幸・大地・ダイイチＪＶなど施工の「北見市高栄Ｆ団地３号棟市営住宅新築建築主体―３ほか６工事（北見市発注）」、村井小泉建設㈱施工の「北見川東１急傾斜地崩壊防止工事債務（網走建管発注）」、㈱時枝工業施工の「北見端野美幌線補修工事鉄南跨線橋（網走建管発注）」の４現場を見学した。

　高栄Ｆ団地の工事現場では、担当者が工事概要などについて説明。生徒は、バリアフリーなどについて意識しつつ見学し「きれいで住みやすそう」などの感想を述べた。また、室内の設備や各部屋の特徴、図面を見ながら施工中の注意点などについて学び「この団地もほかの団地と同じ工法なのか」などと質問し、充実した見学会となった。

(学校 2024-09-10付)