衛生用品を寄贈　岩農高に　地崎道路道支店

（学校 2024-09-12付）

代表生徒の伊藤さん（左）と鈴木氏

　【岩見沢発】岩見沢農業高校（野村博之校長）は８月下旬、建設業者・地崎道路㈱北海道支店から１０万円相当の衛生用品を受け取った。同校で贈呈式が執り行われ、目録を受け取った代表生徒の食品科学科・伊藤真菜さん（３年）は「充実した学校生活になるよう、より勉学に励む」と謝意を示した。

　同社は、本年度からＳＤＧｓの取組として、女性のための「ＳＭＩＬＥ　ＰＲＯＪＥＣＴ」を実施。学生に安心で快適な学びの環境を提供することを目的に活動している。今回、同校に１０万円相当の衛生用品の寄付を３年間行うこととした。

　この日は、同社社員で同校卒業生の斉藤志音氏、鈴木さくら氏、須賀川彩奈氏らが同校を訪問。鈴木氏が代表生徒の伊藤さんに目録を手渡した。

　受け取った伊藤さんは「生理の貧困について考える機会となり、あらためてＳＤＧｓの開発目標を深く学びたいと思った。充実した学校生活になるよう、より勉学に励む」と謝意を示した。

　斉藤氏は「現場に出ると、女性ならではの悩みがある。建設業における女性技術者が増えるよう取組を続けたい」と話した。

(学校 2024-09-12付)