石狩管内小中校長会がＢブロック研　〝知・徳・体〟の育成を　５５人が研究協議で研鑚積む

（関係団体 2015-09-18付）

石狩管内小中学校長会がＢブロック研修会

　石狩管内小中学校長会（畠山昌平会長）は八日、石狩市花川北コミュニティーセンターでＢブロック研修会を実施した＝写真＝。石狩市、江別市、当別町、新篠津村内から計五十五人が参加。研究主題｢新たな時代を切り拓く〝生きる力〟を育成する学校教育の確立～ふるさと石狩で学ぶ喜びを実感できる〝知・徳・体〟の調和のとれた子どもの育成を目指して｣のもと、研究協議などを通して、校長としての職能と資質の向上を図った。

　研修会は、学校経営における今日的な課題や問題を明確にし、家庭や地域との連携を深め、創意と能力に満ちた信頼される学校経営を推進するために、校長としての職能の向上を図ることを目的としている。

　はじめに、畠山会長があいさつに立ち、｢学力向上などの課題解決には、教職員一人ひとりの意欲や能力を校長が引き出すことが必要｣と述べた。

　引き続き、石狩教育局の村上明寬局長、石狩市の田岡克介市長が来賓あいさつ。うち、村上局長は、①学力向上②いじめ未然防止③コンプライアンスの確立―の三点を要請した。

　このあと、新篠津村立新篠津小学校の村山浩校長、江別市立江別第二中学校の加藤隆明校長が｢ふるさと石狩で学ぶ喜びを実感させる教育課程と学校評価・学校改善｣を議題に、本年度の重点や学校の取組などを発表した。

うち、村山校長は｢子どもや地域の特性を生かし、適切な教育活動の評価を行う中で、学校全体として組織的に編成・実施していかなければならない｣と話した。

(関係団体 2015-09-18付)