空知教育局が地域の学力向上支援推進協　協議等で授業改善策探る　旭川市大有小・川島校長の講演も

（道・道教委 2015-10-16付）

　【岩見沢発】空知教育局は九月下旬、美唄市立東小学校を会場に第二回地域の学力向上支援事業推進協議会を開催した。旭川市立大有小学校の川島政吉校長が講師となり、「学力向上の取組～学校力向上に関する総合実践事業を活用して」をテーマに講演したほか、同事業の拠点校である美唄市立東小学校で授業公開を実施。参加した教育関係者約三十人は、協議・交流を通して今後の授業改善策の明確化を図った。

　美唄市教委との共催によるもの。支援地域や拠点校の課題等を解決するため、これまでの取組の成果と課題、課題解決に向けた改善策等を明らかにすることが目的としている。同事業の拠点校および管内支援地域の教職員、教育委員会職員ら約三十人が参加した。

　当日、拠点校である美唄市立東小で授業公開を実施。二年生の国語「絵を見てお話を書こう」を江幡佳代教諭が指導し、授業後に改善すべき点・良かった点について話し合った。

　全体講話では、旭川市立大有小の川島校長が学力向上に向けた同校の取組について講演。生徒指導・学修支援のチーム体制や年代別の教員による三つのチーム研修など、組織力の強化や人材育成に向けた同校の実践内容を紹介した。

(道・道教委 2015-10-16付)