道議会決算特別委員会(11日) 家庭等への情報提供、具体例示して促進 いじめ未然防止へ取組(道議会 2015-11-17付)
十一日の道議会決算特別委員会第二分科会では、いじめ問題について質疑が行われた。
菅原行彦学校教育局指導担当局長は、ことし五月、札幌市を除く道内の全小・中・高校、特別支援学校を対象に実施したいじめ問題への取組状況調査で、家庭や地域への情報提供について、六六・四%の学校がすでに実施しており、三三・二%が今後実施する予定であると説明。
その上で、「今後、分かりやすい公表の具体例を示しながら、道内すべての学校に対し、学校だよりや懇談会の場などを活用して、いじめの発生状況等について、保護者や地域住民等に積極的に公表するよう働きかけるなどし、社会全体でのいじめの未然防止、早期発見・早期対応の取組の一層の充実が図られるよう取り組んでいく」と答弁した。
大越農子委員(自民党・道民会議)の質問に答えた。
(道議会 2015-11-17付)
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