道教委・子の生活習慣づくり実行委　読書推進へポスター作成　大谷選手・ＢＢが呼びかけ

（道・道教委 2016-03-29付）

道内の学校や公立図書館などに配布

　道教委と道子どもの生活習慣づくり実行委員会は、北海道日本ハムファイターズと連携した北海道「朝読・家読運動」および「体験の風をおこそう運動」啓発ポスター＝写真＝を作成した。ファイターズの大谷翔平選手と球団マスコット・ＢＢを起用し、読書推進を呼びかけている。

　道教委では、電子メディアとの接触時間を見直し、体験活動や読書活動を通して望ましい生活習慣の定着を目指す「体験の風をおこそう運動」、学校や家庭・地域における読書活動を推進する北海道「朝読・家読運動」を展開。

　二十七年度全国学力・学習状況調査における「家や図書館で普段（月～金曜日）、一日あたりどれくらいの時間、読書をするか」との設問に対し、「十分以上」と回答した児童は六一・三％、生徒は五四・〇％だった。道教委では、二十九年度までに七〇・〇％とすることを目標に据えていることから、道と日本ハム㈱の包括連携協定の一環として、新たにポスターを作成した。

　ポスターには、北海道「朝読家読」イメージキャラクター・ぶっくんと、大谷選手、Ｂ・Ｂを起用し、「いつもいっしょ、本といっしょ！」と呼びかけている。

　さらに、子どもたちに自分の生活を見直すよう期待し、ポスターでは、「あなたの一日に、読書の時間はありますか？」と問いかけている。

　道内のすべての学校や公立図書館などに一枚ずつ約四千枚のポスターを配布。子どもたちの目の付くところに貼り出すよう期待している。

(道・道教委 2016-03-29付)