学校運営の改善・充実を　道南ブロック高校長・特別支援学校長研究協議会―渡島・桧山局

（道・道教委 2016-03-29付）

３０人が参加した研究協議会

　【函館発】渡島教育局と桧山教育局は十八日、渡島合同庁舎で道南ブロック高校長・特別支援学校長研究協議会を開催した。関係者約三十人が参加。二十七年度の様々な課題を再確認する一方、課題解決に向けて、各校の学校運営全般の改善・充実に努めていくことを申し合わせた＝写真＝。

　二十七年度四回目となった会合では、各校の代表が集まり、教育行政上の課題等について意見を交わした。冒頭、あいさつに立った渡島教育局の辻俊行局長は「山積している課題が少なくならないうちに、新しい課題が出てくるという状態が続いている。年度末と年度初めを迎えるこの時期は事務の引き継ぎなど、上手に進めていくためにも締めくくりが大事」と述べ、各校の取組強化を求めた。

　引き続き、研究協議に移り、渡島教育局高校教育指導班の俵英夫主査が二月に行われた全道代表高校長研究協議会での協議内容等を報告。江差高校の榎本敏生校長が補足説明を行いながら、高校教育の現状と課題を再確認した。

　併せて、道南圏における各校それぞれの課題や、課題解決への取組などについて協議も行った。

　また、この日の会合には、道立青少年体験活動支援施設ネイパル森から阿部隆之主幹が参加。阿部主幹はネイパル森における多彩な宿泊体験活動を紹介し、高校の教育活動の一助となる各種事業の有効性を示し、積極的な施設の利用を呼びかけていた。

(道・道教委 2016-03-29付)