札幌市立中学校で一斉に入学式　新生活へ１歩踏み出す　９７校に１万４７０６人

（学校 2016-04-08付）

三國校長が出会いを大切にするよう呼びかけた（幌東中）

　札幌市立中学校九十七校は七日、一斉に二十八年度入学式を挙行した。前年度より二百二十三人少ない一万四千七百六人の入学生が期待を胸に中学校生活へのスタートを切った。

　この日は、小中併置校の福移小のほか、山の手養護学校などでも入学式が執り行われた。

　このうち、幌東中学校（三國徳治校長）には、百五十三人が入学＝写真＝。式辞に立った三國校長は、友達や勉強、行事などこれから新しい環境となることにふれ、「それぞれの出会いを大切にし、充実した学校生活にしてほしい」と呼びかけた。

　続いて在校生を代表して細谷美月さん（三年生）が登壇。あいさつや合唱、ボランティア活動など学級・学校が一体となって取り組む同校の活動を紹介したほか、「三年間はあっという間に過ぎてしまう。一緒にすばらしい幌東中学校を築いていこう」と呼びかけた。

　新入生代表の植木大輝君は、教科担任制や部活動など小学校との違いにふれ、「仲間と助け合いながら何事も最後までやり抜くなど、これからの中学校生活を楽しみたい」と意気込みを語った。

(学校 2016-04-08付)