期待胸に１９人門くぐる　星槎もみじ中入学式挙行　みんな主役、三つの約束誓う

（学校 2016-04-12付）

１９人が胸を膨らませ学校生活をスタートした

　学校法人国際学園が運営する星槎もみじ中学校（見方益夫校長）は八日、星槎札幌もみじキャンパスで第三回入学式を挙行した。在校生・保護者・来賓・教職員が見守る中、十九人の新入生が期待に胸を膨らませ、学校生活をスタートした＝写真＝。

　式辞に立った見方校長は新入生に対し、「人の心を大切に仲間と協力して、社会につながる学びの場として努力してほしい」とこれから始まる中学校生活に期待を寄せた。

　また、有意義に楽しく学ぶ学校生活を送るために、「自ら学ぼう」「仲間の良いところを認めよう」「優しい心」の三つを掲げ、「失敗を恐れず、諦めることなく粘り強く努力し、自分のもっている素晴らしい資質を発見してほしい」と激励した。

　式では、在校生を代表して三年生の工藤太一君があいさつ。学校行事を重ねるごとに、失敗を恐れず物事にチャレンジする大切さを学んだ経験から、「新入生の皆さんには、多くのことに挑戦してほしい。一人ひとりが主役になるチャンスが必ずある。互いに手を取り合いながらたくさんの思い出をつくっていこう」と新入生を歓迎した。

　新入生代表の河合ももかさんは「不安な気持ち以上に楽しみな気持ちがある。星槎もみじ中でしか学べないソーシャルスキルトレーニングやベーシックの授業を楽しみにしている」と、同校の特長である共感理解教育に期待を膨らませつつ、「三つの約束を忘れずに、仲間と協力して困難を乗り越えていきます」と力強く抱負を述べた。

(学校 2016-04-12付)