教員免許状更新講習Ⅰ期　５月から受講受付開始　ＨＰで情報公開―道地区６国立大学法人

（学校 2016-04-14付）

　北海道地区六国立大学法人（道教育大学、北海道大学、室蘭工業大学、小樽商科大学、帯広畜産大学、北見工業大学）は、二十八年度教員免許状更新講習第Ⅰ期（夏期）の受講申込受付を五月から開始する。関係情報をホームページで公表し、受講を呼びかけている。

　本年度から、新たに選択必修領域講習を導入し、従来の必修領域講習、選択領域講習とともに、三つの講習を実施する。更新講習システムでの予約件数が増大し、アクセスしづらい状況を緩和するため、受付開始日は、講習の開催地域によって異なるので注意が必要。旭川・釧路・函館・北見・帯広・中標津・和歌山で開催する講習は五月七日から、札幌・岩見沢・室蘭・小樽で開催する講習は五月八日から受付開始となる。募集期間は、いずれも五月十七日まで。

　本年度は、受講対象者が近隣の講習会場で受講できるよう、道内外十七会場で講習を行う。このことによって、受講者の時間的・経済的負担の軽減に役立つことが期待されている。必修領域で十六講習（定員三千七十人）、選択必修領域で六十四講習（定員三千三百八十一人）、選択領域で二百九十六講習（定員一万十三人）を開設する。新たに追加された選択必修領域講習は、受講者の利便性を考慮し、必修領域講習と連続して開設する。

　また、更新講習情報の一元化を図る観点から、道教育大内に設置された教員免許状更新講習実施事務センターが道内六国立大学の更新講習の申込手続き、受講に関する問い合わせ等を一括して行う。

　本年度の道内受講対象者について、同センターでは四千人程度と予測。二年間の受講期間を考慮し、できるだけ一年目の期間中に受講することを呼びかけている。

　本年度から、必修領域講習六時間、選択必修領域講習六時間、選択領域講習十八時間の履修に改正されたため、昨年度、改正前の必修領域講習十二時間の履修者は、新たに選択必修領域講習を履修する必要はない。経過措置によって、改正後の必修領域講習六時間と選択必修領域講習六時間を履修したものとみなされる。詳しくは、文部科学省のホームページで確認できる。

　七月中旬から始まる第Ⅰ期（夏期）の募集に関する情報は、すでに同センターのホームページに掲載。講習に関する情報は、すべてホームページに掲載されており、受講申込についても、更新講習システム「入力マニュアル」などを参考にしながら、ホームページ上の入力画面で入力する。また、受講計画の際に参考となるよう、第Ⅱ期（冬期）の情報も掲載している。

　問い合わせ先は、道教育大学務部教務課内の教員免許状更新講習実施事務センター（電話〇一一―７７８―〇二六四・〇六九九、ホームページｈｔｔｐ：／／ｗｗｗ．ｈｏｋｋａｉｄｏ－ｍｅｎｋｙｏ．ｊｐ）。

(学校 2016-04-14付)