期待胸に新たなスタート　札幌市立小学校で一斉に入学式

（学校 2016-04-07付）

菅井校長が楽しい学校生活を過ごすよう呼びかけた（山鼻南小）

　札幌市立小学校二百校（小中併置校の福移小は中学校に合わせきょう七日に実施）は六日、一斉に入学式を執り行った。新入生一万四千七百二十五人が期待に胸を膨らませ、小学校生活のスタートを切った。

　二十八年度の新入学児童は、二十七年度より二百七十二人少ない一万四千七百二十五人。このうち、山鼻南小学校（菅井留美子校長）では、五十五人が入学した＝写真＝。

　菅井校長は新入生に向け、「小学校では毎日の勉強のほか、遠足や学習発表会など楽しい行事がいっぱいある」と述べた。

　また、約束してほしいこととして、「気持ちのよいあいさつ」「元気に遊ぶこと」「登下校の際に車に気をつけるなど歩き方に注意する」「使った物を自分で片付けるなどの後始末」を挙げ、「楽しく学校生活を過ごしてほしい」と呼びかけた。

　また、担任教諭なども紹介。新入生は「よろしくお願いします」とあいさつした。

　このあと、二年生が「たくさん楽しいことが待ってるよ」「仲良くしてね」と呼びかけたほか、歓迎の音楽を披露。新入生は熱心に見入っていた。

　最後に校歌を斉唱し、式を終えた。

(学校 2016-04-07付)