空高く舞い上がれ！　園児１８人がこいのぼり掲揚―札幌市

（市町村 2016-05-02付）

空高くこいのぼりを揚げた

　札幌市は四月二十七日、児童福祉週間に合わせた「こいのぼり掲揚式」を本庁舎前庭・聖火台広場で行った。東白石保育園の園児十八人が参加。空高くこいのぼりを揚げた＝写真＝。

　厚生労働省は昭和二十二年以来、毎年五月五日の「こどもの日」から一週間を児童福祉週間と定め、児童福祉の理念の周知と社会的な関心の喚起を図っている。札幌市では、ことし四十五回目となるこいのぼり掲揚式のほか、市内四十二ヵ所で標語のポスター掲示を行っている。

　この日、園児たちがカラフルな画用紙で作った兜を板垣昭彦副市長や村山英彦子ども未来局長、岡部忍子ども育成部長や川原眞人子育て支援部長にプレゼントした。

　続いて、園児たちは四ヵ所に分かれ、板垣副市長などと協力してポールに張られたロープを一生懸命引き、こいのぼりを揚げた。園児たちは空高く舞い上がったこいのぼりをうれしそうに見ながら、こいのぼりの歌を歌った。

　板垣副市長は「皆さんと一緒にこいのぼりを揚げることができた。こいのぼりのように元気に遊んでほしい」と呼びかけ、園児たちにクレヨンや折り紙などをプレゼントした。こいのぼりは六日まで掲揚される。

(市町村 2016-05-02付)