道小学校放送教育研究会が理事会　放送教育の底辺を広げ　新会長に小松札幌真駒内公園小校長

（関係団体 2016-05-16付）

あいさつする小松新会長

　道小学校放送教育研究会（＝道小放）は七日、ＮＨＫ札幌放送局で二十八年度理事会を開催した。「生きる力」を育む放送教育の底辺を広げることなどを重点課題に掲げた二十八年度の事業計画を決定。十一月の第六十八回道放送教育研究大会・第六十二回道視聴覚教育研究大会合同大会函館・渡島大会に主体的に取り組み、深まりと広がりのある大会を目指すことを確認した。役員改選を行い、新会長に札幌市立真駒内公園小学校の小松靖一校長＝写真＝を選出した。

　冒頭、米田英二会長があいさつ。「昨年の第六十七回道放送教育研究大会・第六十一回道視聴覚教育研究大会合同大会札幌大会は、近年まれにみる多くの方々の参加をいただき、実りある大会となった」と述べた。

　議事では、二十七年度の事業や会計決算報告などを承認。二十八年度の事業計画、予算について審議し、いずれも原案どおり決定した。

　研究主題「“生きる力”を育み、未来を拓く　豊かな学びの創造～子どもが生き生きと学ぶアクティブ・ラーニングをめざした放送・ＩＣＴ活用」のもと、重点課題に、①「生きる力」を育む放送教育の底辺を広げよう②豊かな学びを創造する放送教育をすすめ発信しよう―を柱に掲げた。

　具体的には、十一月四日に函館市内で開く第六十八回道放送教育研究大会・第六十二回道視聴覚教育研究大会合同大会函館・渡島大会に主体的に取り組み、新規の参加者の拡大を図るとともに、深まりと広がりのある大会を目指すこととした。八月一日に足寄町立足寄中学校で開く夏季特別研修会、来年一月十一日にＮＨＫ札幌放送局で開催する冬季特別研修会に協力していくことも申し合わせた。

　役員改選では、新会長に札幌市立真駒内公園小の小松校長を選出。小松新会長は「今まで諸先輩が培ってきたものを大切にしつつ、時代に合わせて変えるべきところはしっかりと変えながら新たな伝統を創っていきたい」と抱負を述べた。

　二十八年度の役員・事務局体制はつぎのとおり。＝敬称略＝

▽会長＝小松靖一（札幌市立真駒内公園小校長・新）

▽副会長＝鈴木洋美（函館市立高盛小校長・新）、吉藤清孝（本別町立勇足小校長・新）、比良彰男（千歳市立泉沢小校長・新）

▽理事＝鐘ヶ江義道（旭川市立新富小校長）、沢田慶一（函館市立弥生小校長・新）、吉藤清孝（本別町立勇足小校長）、森永裕文（札幌市立厚別通小校長）、斉藤拓也（札幌市立月寒小校長・新）、西澤隆之（室蘭市立陣屋小校長）

▽監査＝守本幸弘（札幌市立平和通小校長）、樅山正直（札幌市立札苗緑小校長）

▽事務局長＝神田英輝（札幌市立栄西小教諭）

(関係団体 2016-05-16付)