道高校長協会普通部会が総会等開く　全国大会成功に向けて　新部会長に札幌西・小島校長

（関係団体 2016-05-16付）

全国大会は１１月に開催される

　道高校長協会普通部会は十日、ホテルライフォート札幌で二十八年度総会・研究協議会を開いた＝写真＝。十一月に二日間の日程で開催する全国普通科高校長会第六十六回総会・研究協議会道大会の成功に向けた取組などを盛り込んだ事業計画を決定。役員改選では、新部会長に札幌西高校の小島晶夫校長を選出した。

　二十八年度役員の選出後、あいさつに立った小島新部会長は、昨今の教育改革や大学入試制度改革にふれ、「生徒の実態を踏まえ、育成したい能力・態度を明確にするとともに、目指す生徒像を具体的に設定し、学校経営計画を示した上で、学校全体で取組を進める必要がある」と訴えた。

　こうした取組を進めるために、「各学校で慎重に研究し、研修を深めていくと同時に、着実にその取組を校内に広げていくことが求められている」と述べた。

　普通部会については、これからの時代に求められる資質・能力の育成という視点をもった研究の推進に期待。「本道における普通科教育の役割、責任を自覚して、魅力ある学校づくりのため、皆さんとともに力強く活動を進めていきたい」と呼びかけた。

　議事に入り、本年度の活動方針を、「北海道の未来を担う人を育む高等学校教育の創造～主体的に学び、社会で自立して生きる力の育成を目指す」に決定。各種研究協議会の実施や調査研究活動を行うとともに、十一月一日から二日間、札幌市民ホールで開かれる全国普通科高校長会第六十六回総会・研究協議会道大会の成功に向けた取組を進めることを確認した。

　二十八年度役員はつぎのとおり。＝敬称略＝

▽部会長＝小島晶夫（札幌西・新）

▽副部会長＝後藤寿樹（札幌平岡・新）、高桑純（札幌月寒）

▽監事＝上野直幸（北広島・新）、明上山勝己（札幌北斗）

▽常任理事＝嶋岡裕泰（札幌稲雲・新）、梅原広之（札幌藻岩・新）、狩野康弘（帯広三条・新）

(関係団体 2016-05-16付)