高教研が総会・研究協議会開く　来年１月に研究大会　本年度事業計画・役員を決定

（関係団体 2016-05-16付）

役員改選では、佐々木会長を再選した

　道高校教育研究会（佐々木高至会長）は九日、ホテルライフォート札幌で二十八年度総会・第一回研究協議会を開いた＝写真＝。二十九年一月に札幌市などで第五十四回道高校教育研究大会を開くことなどを盛り込んだ本年度事業計画を決めたほか、役員改選を行い、佐々木会長を再選した。

　総会・研究協議会では、道高校長協会の宮嶋衛次副会長があいさつ。「生徒にどう還元するかという視点を踏まえ、さらに充実した研修の場になってほしい」と期待を寄せた。

　佐々木会長もあいさつに立ち、「研究大会の全体会講師の人選や、教科別集会の研修の充実に向けて力を尽くしたい」と述べた。

　役員改選を行い、佐々木会長を再選した。

　審議では、二十八年度の研究主題、事業計画、活動計画を決定。

　研究主題は、前年度から引き続き、「未来を担う人を育む北海道高等学校教育の創造」と設定した。

　事業計画では、二十九年一月十一・十二日に札幌市などで第五十四回道高校教育研究大会を開催することを決めた。

　大会初日の全体集会（午後一時、札幌市内ニトリ文化ホール）では、東京工業大学リベラルアーツ研究教育院教授の中島岳志氏を招いて講演を行う。二日目は、各教科部会ごとに札幌市などで教科別集会を行う。

　このほか、研究紀要や会報の発行も計画に盛り込んだ。

　本年度役員はつぎのとおり。＝敬称略＝

▽会長＝佐々木高至（札幌旭丘高校長）

▽副会長＝白野勝義（札幌琴似工業高校長）、西岡憲廣（札幌山の手高校長）、家近昭彦（札幌南高副校長）、網谷和彦（市立札幌開成中等教育副校長・新）

▽監事＝石黒清裕（札幌開成高校長）、古室信行（札幌東商業高副校長・新）

(関係団体 2016-05-16付)