留萌管内市町村教委協議会が総会　芸術祭の実施など決定　新会長に森氏（羽幌町委員長）を選任

（関係団体 2016-05-17付）

本年度事業実施計画を了承した

　【留萌発】留萌管内市町村教育委員会協議会は四月二十日、留萌合同庁舎で総会および研修会を開催した＝写真＝。管内市町村教委の教育委員ら三十二人が出席し、留萌地方道民芸術祭の実施などを盛り込んだ本年度事業実施計画案を承認。役員改正も行い、羽幌町教委委員長の森弘子氏を新会長に選任した。

　はじめに、同協議会顧問の井之口淳治留萌教育局長があいさつ。「学校、家庭、地域社会がそれぞれの役割と責任を自覚しつつ、地域全体で教育活動を推進していくことができるよう、各学校に対する最大限の支援に努めていきたい」と述べた。

　続いて会長代行の伊藤太一初山別村教委委員があいさつ。「私たちの未来をつくっていく子どもたちが、これから社会に出て生きる力、生き抜く力を付けていくために、今後も協議会の皆さんと連携してやっていかなければ」と呼びかけた。

　議事では、昨年度の事業実施報告などを行ったほか、本年度の事業実施計画案などについて協議。留萌地方の郷土芸術文化の交流を図る留萌地方道民芸術祭の実施や、各種研究団体等への助成などが盛り込まれた実施計画案を全会一致で承認した。役員改正では、羽幌町教委委員長の森弘子氏を新会長に選任した。

　研修会では、留萌教育局の吉田昌広義務教育指導監が教育の動向と諸課題をテーマに講演。学習指導要領の目指す姿やコミュニティ・スクールの導入などについて説明した。

　本年度の主な役員はつぎのとおり。＝敬称略＝

▽会長＝森弘子（羽幌町教委委員長・新）

▽副会長＝江畠直彦（留萌市教委委員）、伊藤太一（初山別村教委委員）、池田文敏（苫前町教委教育長）

(関係団体 2016-05-17付)